粟ヶ岳 - PIPE DREAMS

2013/11/09

粟ヶ岳

地元の友達から弥彦山を登ったあとくらいに連絡があり、そのとき誘い了承をもらい、そいつと登った。自分は仕事の取引先から、彼は父親から、粟ヶ岳は過酷だと聞かされ、初心者の僕らは、ちょっとでも無理と思ったら下山することを誓った。登山靴を持ってないからどうしよーと連絡をもらい、まあ大丈夫じゃね?と返していたが、やはり心配なのでと前日に靴ベルへ行った。登り終わった後、大丈夫じゃね?と言ってた自分を恥じた。

2013.11.3 くもり

午前6時30分集合

昨日の夜まで楽しみすぎたのと粟ヶ岳で天候が悪くなって雷に打たれて死んだらどうしよーとゆう不安とが折り合い、あまり眠れなかったせいで、朝のテンションが低く、行くの面倒くせーなーと思ってたけど、到着した頃には掌を返して、やる気に満ち溢れていた。

7時15分登山開始。

ちょっとした橋だったり、跨いでいける小さな川辺に出くわせば、第一関門きた!とか言いながら、都度、声をあげ進む。疲れもないので快調だ。まだ初心者の僕らは、ポールなんて物も持ち合わせていないので、そこらの木で代用してたら、2合目くらいで、先人方が、大きな木の下に、硬さも長さも握りやすさも調度良すぎる木を置いてくれており、拝借。アレは下りで本当に助かった。ありがとうございました。

四合目に差し掛かる辺りで友が疲れ始める。おれ足痛いけど、まだまだ大丈夫。水場につくと友が便意があるから調子が上がらないと主張するので、人が来ないか見張ってあげる。終わる。登る。

五合目。避難小屋。もしここで一夜を過ごさなきゃならなくなったら絶対眠れないだろう避難小屋。



ここら辺りからとてもきつくなってくる、友が”始まりは終わり”とか、覚えてないけど、とても真理をついたような事を言ってたけど忘れてしまった。急坂に差し掛かるたび「三点確保!」と言うので、その都度褒めたり、本当につらい時は煩悩を呼び起こし、山を女性に見たてては、なんてドSな女なんだと、辛さを軽減させたりして登った。

六合目を過ぎたくらいで道が開けたので、ちょっと回復、八合目辺りまでの稜線めいた所は景色も良く、割かし平坦なので煩悩を呼ばなくても、自分を励まさなくても、とても楽しかった。


午の背。若干の高所恐怖症を患ってるのでちょっと怖い。それを見て友は、よっとかほっとか言いながらジャンプするので、また怖い。滑落シーンが脳内を巡るも、冷静になれば、さほどでもないので問題なし。

ここまで来たら登る道も、なんとなく見えてるし、余裕かなと思ってたけど、ここから最後もまた辛かった。一歩一歩が急すぎた。下る人のもう少しだよーと言う声を糧にして頂上へ。


着。3時間半くらい。まあまあ寒い。

頂上は3、4人くらい。後から結構な人数が登ってきてた。九から頂上までの間に雲が出てきて、風も強く、遠くの景色はあまり見えなかったけど、お湯を沸かしてる間に、たまに雲が切れては、ちょいちょい山並みを見せてくれた。

ここでもやはりカップ麺を食べた。ノーマルのやつ。前のチーズなんちゃらは下界では食べなくていいと思っていたのだ。今回はコッヘルでなくヤカンを買っといたので2人分も問題なくいけた。

下山。

下りもまたきつかった。疲れはしないけど、足腰への負担が半端ない。その後3日間は筋肉痛がすごかった。

他に下山中で覚えているのは、急にAV女優の話を始めた友と、どうして山に登るのか?とゆう問いにそこに山があるからと普通の事を返す自分と、その答えに不満がってたので、じゃあと聞き返すと、卑猥な答えしか返ってこなかった事。それはでも凄く、個人的には素晴らしい回答だった事。

あとZARDの負けないでをサビしか歌わない友に、ヤキモキして、Aメロから歌ってあげたこと。

終わり。









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