タイトル通り。しょうもない感じでそんな事があった。良い山だった、五頭山。
久しぶりの山行日記。先週に護摩堂山に登ってるのだけど、距離もあれだし、写真もないので割愛した。しかし、この山登りで、コースタイムを15分も短縮して登ったので、ものすごい自信がミナギッてしまい、調子に乗った結果、今回の五頭山は中々の荒行を味わった。私はまだ登山初心者なのだ。どんな山でも舐めない事を心に誓う。
とゆうわけで、今日の朝6時に腹痛で目が覚めてしまい、本当は9時くらいにのんびり行こうと思ってたのを変更し向かう。
1時間10分ほどで近辺に着く
出湯コース。290号線上。やまびこ通りの看板のとこを曲がり、やや登ると駐車場が見えてくる。
8:42 出発
このスタートしてすぐにタイトルに書いた通りの岐路に立たされ、出鼻をくじかれた私。くれぐれもストレートに登山を楽しみたい人は橋を渡っちゃ行けない。渡ったら最後。
私は。一応この分岐で、青看板を確認している。しかし上部は木の葉で覆われ、ノ峰コースだけは読めたのだが、ネットに書いてあったのは出湯コース、じゃあ橋の先に違いないと歩き出す。しかも橋の終わりから立派な石に彫られた句碑が点在しだすので、これは登山口までの口寂しさを惑わすには丁度いいわー、やるわー五頭山。と心で思いながら本当の登山口を後にした。
そして私は延々と舗装道路を歩かされることになる。途中で、絶対間違っていると気づいたが、ランナーやらロードバイカーに会うので、あたかも私は、この長く続く句碑を読むために歩いているハイカー、とゆう役を演じることで、自分の駄目さと、周りとの違和感を払拭する唯一の方法だと頑なに信じて、歩を進めていたのだ。しかし句碑がずっと私の心を後押ししてくれたのは紛れもない事実だ。水島新司大先生の句碑も拝むことができたのだ。
そんな素晴らしい句碑も3キロほど歩くと疲れで、読むことが億劫になるのもまた事実。このまま山に登らなくて引き返すか、どっかから290号に出て帰るか試案してると句碑コーナーも終わり、本当に何も無いコンクリート坂に追い出される。とりあえず私は原点に帰り、山を登りに来たのだから、このコンクリートの坂もあながち人間のエゴが作り出したものなのだから、1世紀も遡れば山に違いないと、なんなく回答を導き出し、何があるかも分からない上を目指した。
すると菱ヶ岳登山口に着き、ここにあった地図と携帯を確認すると、まだ登山口とは別に続くコンクリ坂を上ると五頭山の登山口があるっぽい事が分かり、帰りを出湯コースで降りれば駐車場までの短縮になるだろうと思いそちらへ。とゆうわけでどんぐりの森から三ノ峰コースで登ることに。
9時50分 どんぐりの森登山口
私は1時間も歩かされていた。起伏があったわけでは無いので、足にはまだ疲れなんて無かったが、この人間の作ったアスファルトジャングルは知らず知らずに私の足を蝕んでいた。
最初から登りまくる、それほどに登りやすかった。でも息切れが半端ない、明らかに気負っている、気負っちゃだめだ、俺は登山初心者だと叫び(心中で)、ちょっとペースを落とそうと一歩進んだ瞬間、ちょっと右足ふくらはぎに違和感、とゆうか、なんかずっと下半身が重い感。まあこんな日もあると(まだ登山3回目とかなのに)完全にゲームを知った老獪な往年ピッチャーのように振舞うも、ついにツる。
そして激痛へ。
6、7合目辺りでもう何も出来なくなった。座ると腿裏がツり、ちょっと動くと左足も逝き、立ち往生、弁慶もこんな感じだったのだろうな。なのでしばし立つ。三十にして立つ。
決まる。
決まってしまう。
怖い。
通り過ぎるおばちゃんに、今の状況と、私が今年三十になった事と、孔子の思いが重なった瞬間を知らせたかったけれど、そんな事も出来ず、逆におばちゃんにもう下山?と聞かれ、いや飛ばしすぎて体力が無くなったんですと話し、あらービューっと追い抜いたからもう降りてきたのかと思ったわと言われ、越され、落胆し、何もなく終わる。
それでも10分ぐらい休憩すると痛みも和らぎ、牛歩のように進めば、ツる寸前で抑えられる事を知り、登頂。
11時30分。三ノ峰は非難小屋の所が片側が開けており、まあまあな景色。おっちゃんや若い方やらで5,6人くらいか。
いまいち地理が掴めず、おにぎりを食べながら、思案するも埒が明かないので五ノ峰へ
11時40分発、50分着。
パノラマは色がくすんでいたので割愛。ガンバレIPhone。
10分ほど佇み、予期しない所からおじさんが現れたので、そこはどこから登るのかと訪ねたら、出湯とのことだったので、おじさんに感謝を伝え、友情の鐘をバックに写真を撮って下山。2人ででは無い。
12時~13時35分。
出湯コースは一歩の勾配がきついので、もしこっち登ってたら颯爽と帰宅してただろうと(心(ry
下山。
終わり。
PS:あの青看板の上の文字は五。
PS2: 帰ってから気づいた、私は山頂に達していなかったのだ!
続く
2014/09/14
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